子ども部屋を作るうえで考えないといけないのが、子どもの成長により部屋の使い方・役割が変わる事!子どもが小さいうちに新築を考え始める家庭が多いのですが、その段階での子どもの状態で子ども部屋を計画すると、子どもが成長した時使い勝手の悪い部屋になってしまいます。そこで、子ども部屋を計画する際は以下の事を参考に家づくりをお考え下さい!
□子どもでも大人1人分としてカウントする
今は小さなお子様でも、いずれ成長して服なども大きく、持ち物も増えていきます。そのため、子ども部屋だからといって収納を小さくせず、大人1人分の服や物が整理できるくらいの収納を設けましょう。最初は余るくらいの大きさにしておくほうが、後々安心です。
□子ども部屋に特化した部屋はつくらない
「子ども部屋をつくる」というより、「子ども部屋としても使える汎用性のある空間を用意する」という認識です。子どもが小さいうちは個室を必要とせず、収納部屋になっているおうちも多いです。いよいよ個室を必要とする時期になったら、間仕切りを設置して人数分の部屋を用意できるようにしておきます。子どもが巣立ったらまたその間仕切りを外してもいいですし、個室として残して夫婦それぞれの趣味部屋にするのも有意義です。設計時から様々な使い方を想定しておきます。
□「片付け」はリビングで身につけてもらう
子どもが小さいうちは、宿題や勉強などもリビングでやることが多いと思います。そこでWAKUWAKUハウスでは、基本的にリビング内に何でもしまえる1間半くらいの収納を設けます。宿題や勉強はリビングでやって、それらをしまうのは2階の自分の部屋⋯⋯というのは正直なかなか難しく、部屋が散らかる元となるので、リビング内で宿題や勉強〜片付けまでの流れを習慣化させるのがベターだと考えます。